トラベル 世界の話

Rally

しばらく出張のため、投稿が出来なかったが、先ほど帰国したので出張中の話を。

出張前に日経新聞に「フィリピンで大規模デモ、汚職疑惑で政権窮地」という記事が出ていたが、まさにそのフィリピンでの商談のための出張であった。リンク記事は会員限定記事のため、その2週間ほど前に掲載された東洋経済にも分かりやすい記事が出ている。現地の方からいろいろと教えてもらったが、簡単に言うと「国家事業の予算が数千億円単位、ややもすれば兆円単位で国会議員や政府高官、大統領や大統領親族らの汚職でなくなった。マニラやセブ等の大都市でもここ数年洪水が頻発し、治水事業関連の執行状況を調べていくうちに、汚職による予算不足のため実際の工事が行われていなかったり、縮小されていた。それが契機でいろいろと調べていくうちに汚職規模がさらに拡大し、キリスト教団体などが抗議集会を各地で開催し、それが拡大し収まらない。」とのことであった。日本の報道では「デモ」と表現されているが、現地では「デモ」ではなく、Rallyで、これは大規模抗議集会で、日本人がイメージするデモ行進ではない。因みに現地のニュース画面を参考にしていただきたい。1986年に亡命したフェルディナンド・マルコス元大統領の息子であるマルコス大統領(現地ではボンボンマルコスとよばれているが、これは日本語のボンボン息子からきている訳ではなく、現地の呼び名のBong Bongからきている)が政権を握っているが、現状マラカニアン宮殿(大統領府)には近づけなくなっている。帰国後、海を挟んだ隣の国のことであるが、なぜか日本のマスコミではほとんど報道されていない。

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